歯科

歯石とは

歯石は歯の表面につく固い石の様な物質です。

歯周病の進行に関わるので歯科医院で取ることが必要です。

歯石とは

歯石はプラークが石灰化したものです。プラークは細菌の塊ですが、それに唾液中のカルシウムが沈着して硬くなったものが歯石です。

プラークが2〜14日、そのままになっていると、徐々に歯石に変化していきます。

付着しやすい場所は、下の前歯の裏側や歯周ポケットの中です。

歯石はブッラシングで取り除くことができないでの歯科医院で除去してもらわないとどんどん溜まっていきます。

歯石の有害作用

歯石は歯周病の進行を促進させてしまいます。それは以下の理由があります。

①表面が粗造であるため、プラークがさらに付着しやすくなります。

②歯ブラシの先が歯石の周りに当たりにくくなります。

③細菌が好む酸素がない環境を作りやすくなります。

歯石は簡単には除去できない場合があります。歯周ポケットの中にある場合は、外科的に手術を行って除去しなければならない場合もあります。

まとめ

歯石があると歯周病が進行し、歯周ポケットができやすくなります。歯周ポケットができると、その中にさらに歯石が溜まりやすくなるという悪循環が始まります。

歯石はブラッシングで除去できません。ずっと放置していると大掛かりな処置が必要になることがあります。

定期的に歯科医院で除去してもらいましょう。